今日も長野市は天気が良いです。
近所の子供達が誰も遊んでいない神社。
こんなに天気が良くて、今日は、日曜日なのにね。
ちなみに、僕は小学生の頃、写真の建物の赤い屋根の中に、天井から侵入したことがあります(笑)
イタズラ、なんでもやっちゃう。
プッチ
Sonne
午前中は、食材の買い出しや、そのほか必要なものを見に出かけましたが、午後、久しぶりに昼寝したら、寝すぎました。。。
今日も始めますか。
掃除と諸々の準備をしていたら、あっという間に夕方。
灯入れです。
19時 OPEN
今夜の一人目のお客さんは、今年の四月に東京から長野に移住された方。
以前、友達からの紹介で繋がったのだけれど、今夜は一人でリピートしてくれました。
今日は日曜だし誰も来ないかなと思っていたので、突然の再来店は、とても嬉しかったです。
ありがとうございます。
彼からも、ちょっとした溶接物を依頼されてます。
200Vのコネクター、早く取り付けないと。。。
彼も、革細工や木工をやるそうで、クリエイティブな事をやっています。
実は、僕は近いうちに刻印が必要となりそうなので、刻印を作りたいと思っていることを彼に話したら、何と、彼は〝今〟刻印を注文しているとか。。。
すごい偶然。
早速、作っている場所を教えてもらいました。
刻印なんて、通常の生活をしている人で必要としている人は、まず居ない。
仮にクリエティブな事をしている彼が作る機会があったとしても、ここまでタイムリーに必要としている自分と事象が重なる確率は、低い。
こうゆうの、〝シンクロニシティ〟と言います。
僕は、正しい道を選択すると、しばらく経ってからよく起こる現象です。
例えば、イラっとした時、表に出さずに、その気持ちを飲み込んで我慢する。
例えば、絶対にできないと思ったことに、勇気を持ってチャレンジする。
例えば、周りの人がこうだ、と言って意見してきたとしても、違うと感じたら自分を信じて前へ進む。
例えば、世の中でそれが正しいと、意味のないルールを作っていたとしても、人間的にはこちらが正しい、間違えてはいない、と、自分の直感で感じた時は、その気持ちに従う。。。とか。
その行動の後に、しばらく経ってから、〝シンクロニシティ〟は起こります。
僕の場合、目にする数字でも、よく起こります。
ゾロ目を連続して見たり、関係のある数字を見たり。
人それぞれ、シンクロニシティの形は違って現れるかもしれないけれど、良き行動、正しい行動をすれば、誰でも起こると思う。
目の前に落ちているゴミを見たら、「誰かが拾うからいいや」ではなくて、自分が拾う、とか。
それを続けると、必ず起こります。
それが、シンクロニシティ。
自分の道が正しい方向、歩むべき道へ進んでいる〝シグナル〟です。
二人目のお客さんは、昨日に続いて連日の御来店、御近所さんで、かっこいい倉庫のオーナーです。
連日の御来店ありがとうございます。
今夜は、東北の震災後にトレーラーハウスを持って行った時の写真と、その時の事が掲載された当時の新聞を持ってきてくれました。
清水國昭さんと一緒に、長野から行った団体さんの中に、オーナーも写っていました。
実は、東北へは、僕も震災後の2011年10月から二ヶ月ちょっとの間、コーヒーの道具と、テーブルと椅子を軽バンに積んで、車中泊をしながら、午前一ヶ所、午後一ヶ所、仮設住宅で青空カフェ(お茶っこ)をしに行ってました。
当時は、芸能人、NPO、何かしらの組織団体は、競って仮設住宅でのボランティアを大々的にやっていたのを覚えています。
そうゆう方たちは、世帯数の多いところを回って、TVや新聞によく取り上げられてました。
僕はというと、すごい奥まって、なんのボランティアサービスも来ないような仮設を探しては、そこで活動してきました。
ひっそりと。
「何でこんなところに来るの?」と、よく言われました。
だってここ、誰も来ないでしょ?
世帯数が10とか4とかじゃ、県外から来たボランティアの方の目には、止まらないはずだから。
だからこそ、意味があると思うのだけれど。
もともと、僕は、この星の上で生きているみんなに、伝えたいことがあります。
あの震災の時、被災者の方なら、僕の話している意味が理解できるんじゃないかと思って、それを紙芝居にして持って行ったのですが、その時は見せなかった。
正確に言えば、見せれなかった。
とても、そんな話を聴ける余裕なんて、仮設住宅の生活が始まったばかりの被災者の方達には無いと、行ってから感じました。
だから、直接被害に遭われた方には、一人も見せなかった。
ひたすらコーヒーを淹れて、ただただ楽しい時間を過ごせる空間を提供する。
そのことに徹しました。
仮設の外でカフェをやっていると、お互いの安否確認ができたり、涙あり笑いあり、本物の人間ドラマを目の当たりにして、考えさせられる事が山のようにありました。
僕にとっては、人生の糧となる貴重な経験をさせてもらいました。
被災者の皆さんには、感謝してます。
ありがとうございました。
また、みんなに会いに行きたいです。
今夜は、もう一人。
Studio Sonne が、Studio となる一つのキッカケになった人物。
まだ二十代半ばの可愛らしい女性のお客さんです。
その女の子に出逢ったのは、友達に連れられて訪れたラウンジ。
そこで働いていた女の子です。
その子はコスプレの撮影をすることが趣味で、出逢った時に、廃墟の病院があることを話すと、撮影で使いたいと言ってくれました。
しばらくして、本当に連絡がきて、まだ廃墟同然だった建物の中で、プロのカメラマンと一緒に、楽しそうに撮影をしていました。
やっぱりこれ、需要があるんじゃない?
そう、思いました。
早速、彼女たちが大勢で来たとしたら必要になりそうなロッカーを探したり、撮影に使えそうな小道具(家具や小物、照明)を探したり、少しずつ、アイテムを増やして今に至ります。
あの当時は、外壁の塗装が2016年の12月に終わって、その後、山の仕事もシーズンが終わりそうな2017年の初春だったけれど、建物内部は廃墟同然で、ガラクタだらけと言った感じでした。
今とは全然違う。
その空間で彼女が撮った写真、本当にかっこいい。
ここではお見せできないけれど、Studio Sonne 初期の良い部分を余すところなく使って、荒廃的な背景に溶け込んだ、ダークな衣装をまとった彼女の姿は、芸術と言えます。
いつか、お見せできそうだったら、このブログにも載せますね。
あの時とは違うStudio Sonne だけれど、今の空間も、彼女は気に入ってくれました。
近いうちに、またこの場所で、楽しく撮影してもらえそうです。
今夜も楽しくおしゃべりが出来ました。
ありがとうございます。
消灯です。
お疲れ様でした。
明日は、19時 OPEN です。
今夜は曇り。
今日もみんなありがとう。
それでは、また明日☆