今日も変わらない朝。
おはよう。
K
2019年の暮れに、Kは、この場所にやって来た。
ブレードランナー2049という映画があるのだけれど
何故か気になって、観なおしてみたら、主人公の名前がKでした。
一作目のブレードランナーは
2019年が舞台
ディストピアな世界です。
映画やドラマには、大きな力があります。
世界観をイメージさせる。
例えば、僕がタイ北部へ行った時に首長族の村に泊まった時の話。
首長族というのは、金色に輝いた首輪を小さな頃から付け続けて、少しずつ輪の数を増やすことによって首の長さを伸ばしていく、そのような女性がいる部族です。
僕がお世話になったのは2012年のことですが、十数枚にも及ぶ首輪をつけている首の長い女性は、ある程度年齢のいった方ばかりでした。
若い人は、付けていません。
首輪なんて嫌だと言ってました。
村の建物は木造で、窓にはガラスもなく、扉には鍵もない。
メインストリートは一本で、舗装もされてない。
村人が数十人しかいないような、山奥にある小さな村です。
でも、その村にも、共同で使っている6畳くらいの建物の中に、TVが一台ありました。
子供達は、夕食後、そこに集まってくつろいでいるのですが、TVには、タイで流行りのドラマが流れていました。
洋服を着たカッコいい俳優さんと綺麗な女優さんが出演して、面白おかしく、次回も見たくなるように、物語は作られています。
ドラマチックな世界に憧れて
時には
自分も同じようになりたい、と、イメージする。
どこの国でも同じ。
TVの力で、文化は変わります。
変わることは、自然なこと。
どうせ変わるなら
ハッピーな方が
良いに決まってる。
みんなが、どのような世界を望むのか。
そのイメージが、世界を作ります。
どの国へ行っても
コンビニやファストフードが店あり
同じ服を着ている人がいるのか
それぞれが、それぞれの
個性あるスタイルを持っている人がいるのか
どちらが、楽しいのだろう?
今日は畑に、おじさんが来ています。
ご苦労様です。
目に入る情報は、世界観をイメージしやすい。
広い範囲で、何度も何度も目にするように情報を流せば、その情報は、目の前の世界に影響します。
例えばファッション。
今年はピンク色が流行っていると流せば、街ではピンク色を目にすることが増えるようになります。
みんなが求めているわけでは、ありません。
仕掛け人がいます。
でも、流行っている。
自分が本当に必要としているものなのか、自分に似合っているものなのか
そんなことは、考えさせません。
今の世界は、そんな世界。
新しい世界は
違います。
本当に大切なもの
本当に好きな人を
クリアに感じるようになります。
次元の違う世界へ
変化します。
今日も月が綺麗。
世界で起こった今の騒動をキッカケに
やがて
みんなが、一つになります。
そこから
新しい世界が始まります☆
イメージしよう。
お疲れ様でした。
今日もみんなありがとう。
それでは、また明日☆